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品質管理室 食品安全管理チーム
Tさん(2020年入社)
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元々食べることが好きで、寿司に刺身、焼き魚に煮魚など水産物は特に好きでした。 私の地元、宮城県仙台市が水産物の宝庫であったということと、家族、とりわけ祖父母が美味しいもの好きで、親戚で集まった時は、いつもみんなで美味しい水産物を食べていたというのが大きいですね。年末年始にはナメタガレイの煮付け、元旦には鮎の出汁で作ったお雑煮をみんなで食べていたのが特に印象に残っています。
丸紅シーフーズは国内へ水産物を供給する会社とのことで、美味しいものを地元に届けられると思い入社しました。また、大学も水産系の大学で食品表示などを勉強していたこともあり、それらのスキルが活かせると思ったのもひとつの要因です。
コロナ禍の真っ只中での入社で、本来の業務である工場訪問などが全くできず、最初は不安でした。
しかしながら、規格書作成の業務に1年かけて携わることで丸紅シーフーズの取り扱う製品などの知識を得ることが出来ました。先輩たちが本当に丁寧に教えてくれたのと、大学時代に「中級食品表示診断士」を取得していたこともあり、外回りが出来ない中でも、大きく成長できたと思っています。配属された品質管理という部署も自分に合っていたようで、ストレスなく邁進出来ています。
最近やっと社会情勢も落ち着き、少しずつ工場を訪問することができるようになってきて、現場を見る楽しさを実感中です。ただ、外回りのない3年間に培ったものがあったからこそ、現場で見えてくるもの、というのも感じていて、コロナ禍の入社も悪くなかったな、と思っています。
食品表示(一括表示)の作成、内容確認や製造工程の確認、販促資材の確認、クレーム品の確認と報告書の確認を行っています。
また、丸紅シーフーズでは「丸紅シーフーズQC協力会」という会員各社が品質管理技術の向上を目的とした30社強が参加する相互協力会を設置しております。その事務局の一員として、例えば品質管理について何らかの質問・要望があれば、それに対して調べて答えるなど、さまざまな活動を行っています。
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規格書確認や、実際に製造工場へ訪問することで、幅広く商材のことを知ることが出来るのが面白いと思います。
半面、営業メンバーのように自分の担当魚種というものがないのでより深く理解することが難しいところがあります。
また、クレームが発生した際、どのようにしたら製造工場と共に改善していけるか、その意思共有が今後の課題です。特に、同じ工場でのクレームが何度か続いた時などは、こちらの要請、思いが共有できていないのかも、と感じることがありますし、逆に、工場
さんの思いを、我々が気づけていないのかもしれない、サポートが足りてないのかもしれない、とも考えます。
マニュアルだけを細かく整備しても、現場で実践してもらえなかったら意味がない。現場の方のやりやすさと、品質管理・安全管理と、どちらも疎かにならないようにしたいと意識しています。
例えば、現場の人が工程をわかりやすくするために、工場の機械にシールを貼っていたとしても、剥がれて商品に混入すれば「異物混入」となってしまう。
その時、「シールを剥がしてください」というのは簡単ですが、それだと現場の人は不便なわけです。現場でのわかりやすさと、安心安全とを両立するために、「水濡れに強いシール素材にする」とか「粘着力の強いものにする」、さらに「定期的に、シールが剥がれそうになっていないか確認する」などのマニュアルを整備して対応しています。
コミュニケーションが一番大事だと思います。「品質管理室 食品安全管理チーム」なので、どうしてもクレーム対応などが多いのですが、実際に対応する営業チームには、どのような情報が欲しいかを正確に伝えなければなりません。
また、丸紅シーフーズの中でも特に、焦らず丁寧に取り組む必要がある部署だと感じています。
経験や知識が豊富な上司や先輩方がいるので、色々な話が聞けて楽しいですし、楽しい会話の中から、たくさんの知識を得ることが出来ています。 また、困ったときはすぐ相談できる環境があるので、その環境で働けることは幸運だったと思っています。メンバーがホントに良いんですよね。優しいし、丁寧に教えてくれるんです。
あとは、福利厚生の話になりますが、新潟のスキー場近くに宿泊施設があり、そこを格安で使用できます。つい先日も、先輩方とスノーボードをしに連泊で行き、存分に楽しんできました。
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コロナが落ち着いてきたので、国内・国外の工場をどんどん訪問したいです。やはり現場を見ることが大きな経験になると思っているので、色々なところへ行ってスキルアップしたいですね。