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営業部門 水産本部
東京水産流通部 水産流通第2チーム
Nさん(2021年入社)
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もともと水産系に興味があったため、海洋科学系の学部に入学し、仕事でも水産関係に携わりたいと思っておりました。
大学時代の知人が丸紅シーフーズに入社しており、話を聞いて興味をもったので決めました。
最初は、発注を受けての物流を組み立てるところから仕事を始めました。発注のあった商品のある冷蔵庫に出庫の指示を出し、配送便を手配し、発注元の近くにある倉庫に入庫する、という流れです。
世の中の物流の仕組みや、スーパーに品物が並ぶまでの経緯について、また、並んでいる製品が出来上がる仕組みについて理解することができました。
マグロ製品を担当しており、量販店に向けて、主にブロック状にカットされたマグロの販売をしています。
地中海沿岸などからマグロを買い付け、国内の工場で皮を剥いてブロック状にカットし、スーパーなどの量販店さんに買っていただくのが仕事です。
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自分の価値観、自社の価値観と、お客様の価値観が必ずしも一致するわけではないので、そのすり合わせが難しく、面白いところだと思っています。自分が「これは美味しい」「これは安い」と思うのがベストではなく、お客様と相談しながら、一緒にベストを作っていく感じですね。
さらに、それぞれのお客様ごとにもニーズが異なるので、最適解がひとつじゃないのも面白いです。
自分がいいと思うかだけでなく、客観的視点が必要になってきます。
社内・社外ともに、人とのコミュニケーションが本当に大事だと思っています。どんなに知識のあるプロフェッショナルであっても、人間関係ができていないと、売買は成立しない、どんな相手でも、「まずは仲良くなることから」だと思います。
その糸口として、世の中の情報に対するアンテナというのは営業にとって大事です。世界情勢はもちろん、スポーツニュースや芸能人のゴシップなんかも、コミュニケーションのきっかけになることが多いので、引き出しをたくさん持ちたいと思います。
営業をするうえで出張が伴うので、国内外問わず、普段自分では行かないようなところにも行けることが良いと思っています。といっても、コロナ禍の入社なので、私はまだ行けていないのですが。
印象的というか…残念なエピソードなんですが、1年目の初めての商談で、バイヤーさんから「こういう商品を見つけてきて」とリストを渡されたのですが、探し方もわからない、私自身もきちんと先輩に聞かない…というような状態で進めてしまい、バイヤーの思うような提案ができず大失敗してしまったことです。関西のお客様だったので、強めの関西弁で「何しとんねん」と怒られました。あれはダメージが大きかったですね。
いつもはなにも言わない上司だったのですが、あの時はさすがに「大丈夫か?」と声をかけてくれて、足りない部分や改善点などを丁寧に教えてくれました。
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マグロに関しては特に顕著かもしれませんが、買っていただけるお客様のほうが、「マグロ一筋で何十年もやっている」という方が多く、生半可な知識や気持ちでは失礼だと感じています。営業活動を行っていくうえで、販売する商品やその原料に対する知識を深めていき、まずは対等くらいの知識を持って話せるように、そしてさらに、お客様以上に詳しくなって、相手にとって最適な提案ができるよう努めていきたいと思っています。